食後の薬を飲むタイミングは?
2024/03/15
薬は食前や食後など、服用するタイミングが決められています。
この中でも、食後とはどれくらいの時間で、なぜその時間に設定されているのかご存じですか。
今回は、食後の薬を飲むタイミングと理由について解説していきます。
食後の薬を飲むタイミングと理由
食事を終えて30分以内に飲む薬が「食後」と指定されています。
薬を飲むタイミングは、食事後すぐでも30分後でも大丈夫です。
食後に飲む理由
薬の成分から胃を守るため
胃が空っぽの状態で服用すると、薬の成分が強く胃が荒れてしまいます。
胃の中に食べ物がある状態だと、食べ物がクッションになることで胃を守ることが可能です。
また、消化とともに薬を吸収しやすくするためでもあります。
飲み忘れ防止のため
「食後に必ず薬を飲む」と習慣づけすることで、飲み忘れを防ぐことができます。
ただし、処方された薬の服用時間が異なる場合は、飲み間違えないよう対策が必要です。
食事を取れなかった場合
「食事が取れなかったから、食後の薬が飲めない」と考える方も多いでしょう。
しかし薬を飲む時間が開いてしまうと、想定されている薬の効果が得られません。
おかゆやゼリー飲料など、少量でも食事をとって薬を飲みましょう。
まとめ
薬を飲む時間が指定されているのには、胃を守る・飲み忘れを防止するなどの理由があります。
食後の薬は、食事を終えて30分以内に飲むようにしましょう。
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