要指導医薬品とは?
2025/01/02
医師の処方箋がなくても購入できる医薬品は、主に要指導医薬品と一般医薬品の2種類です。
この記事では、要指導医薬品について詳しく説明します。
要指導医薬品とは
要指導医薬品とは、薬剤師による情報提供・指導が義務付けられている医薬品のことです。
処方箋は不要ですが、インターネットでの売買は認められていません。
この医薬品を販売できるのは、保健所と厚生局から許可された薬局のみです。
また販売した医薬品の情報は書面に記載し、定められた年数の間は保管しなければなりません。
対象医薬品
スイッチOTC医薬品
医師から処方された医薬品の中で、市販薬に転用されたものがスイッチOTC医薬品です。
副作用が少なく、安全性の高いと認められた医薬品が該当します。
ダイレクトOTC医薬品
ダイレクトOTC医薬品とは、新薬として承認された新規有効成分が、直接一般医薬品として承認されたものです。
承認を受けてからも一定期間に一度再審査を行い、安全性が確認できれば一般医薬品に移行します。
劇薬
劇薬とは非常に強い作用を持ち、少量でも命に関わる影響を及ぼす恐れがある薬です。
保管の際には「劇物」であるという旨を表示した容器に入れ、専用の場所で施錠保管が義務付けられています。
まとめ
要指導医薬品とは、販売の際に薬剤師による指導が義務付けられている医薬品のことです。
スイッチOTC医薬品・ダイレクトOTC医薬品・劇薬などが、要指導医薬品に該当します。
串間市の『おおつか調剤薬局』は、豊富な種類の医薬品を取り扱っております。
服薬に関するご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。