薬局の定義とは?
2024/06/15
薬局は、多くの方が一度は行ったことがあるかと思います。
しかし、薬局について聞かれたときに定義を答えられる方は少ないでしょう。
そこで今回は、薬局の定義について解説します。
薬局の定義とは
薬局とは
薬局とは、薬機法により薬剤師が次の業務を行う場所と定義されています。
・販売や授与を目的とした調剤業務
・医薬品の適正な使用に必要な情報の提供
・薬学的知見に基づく指導業務
保険調剤に対応しているかどうかにかかわらず、薬剤師が薬の調剤・情報提供・指導を行う場所を薬局と呼びます。
服薬指導の義務化
薬局は、調剤だけでなく患者様に対して薬に関する情報の提供や、さまざまな指導を行う場所です。
情報提供では、患者様の病状や生活習慣に応じて、薬の適切な使用方法や服用計画をアドバイスします。
また患者様の健康状態や服用している薬の記録を管理し、必要に応じて医師と連携して治療方針を決定します。
健康増進や病気予防のために、健康教育や健康相談などのサービス提供も行います。
オンライン服薬指導
情報通信機器を使用して、オンラインによる服薬指導を行うことも可能です。
薬剤師がパソコンやスマートフォンを通して、患者の状態を把握したうえで処方薬の飲み方や注意点などの情報提供を行います。
オンライン服薬指導では、音声と映像による対応が必要です。
まとめ
薬局は、保険調剤に対応しているかどうかにかかわらず、薬剤師が薬の調剤・情報提供・指導を行う場所と定義されています。
薬剤師による服薬指導の義務や、継続的な服薬状況の把握が法制化され、より対人業務の重要性が高まっています。
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